結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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176: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/20(金) 22:18:32.79 ID:9mCcFctro

打ち止め「ところでアクセラレータ、ってミサカはミサカは唐突に呼びかけてみる」

一方通行「あン? ホント唐突だな」

打ち止め「ミサカ、ホワイトデーのお返しのプレゼントが欲しいんだけど、ってミサカはミサカは手のひら差し出して要求してみる」

一方通行「ああ、そォか忘れてた。ほらよ」スッ

打ち止め「えっ!? ……何で?」

一方通行「何でって、ホワイトデーだからだろ。つゥか、オマエが要求してきたンじゃねェか、何でそこで疑問を持ちやがる」

打ち止め「いや、だって素直にあなたがプレゼントを渡してくるなんて、今まで前例のないことだから、ってミサカはミサカは動揺を隠しきれなくなりながらも説明してみる」

結標「まあたしかにそうよね。ツンデレ一方通行らしくない行動よね」

一方通行「いつから俺はツンデレとかいう訳の分からねェモンになったってンだ」

円周「まあそれは最初からとしか……いや、待てよ。もしかしたら小学生の頃は素直で純粋な少年だったかもしれない……!」

結標「素直で純粋な一方通行……」


一方通行(ショタ)『ボク淡希お姉ちゃんのこと大好きー!! 一緒にベクトル操作の実験しよー!!』


結標「……素晴らしい!」グッ

一方通行「何勝手に一人で盛り上がってンだオマエ。残念ながら小学生の頃から俺はこンなだよ」

打ち止め「へー、そうなんだ。何か想像できないなーあなたがミサカと同じくらい小さいころなんて、ってミサカはミサカは想像力のなさに歯噛みしてみたり」

円周「でもあれだよね。小学生の頃からこんなってことは、あれから全然成長出来てな――」


ゴッ!


円周「おごごごごごごごごご、これ絶対つむじ増えたっ……! つむじが二つでダブルサイクロン……!」

一方通行「つーわけでオマエにはホワイトデーのプレゼントはきちンと渡した。だからこれ以上変なモン要求してくンじゃねェぞ」

打ち止め「うんそうだね。何はともあれあなたからのプレゼントは素直にうれしいかも。ありがとうアクセラレータ、ってミサカはミサカは笑顔でお礼を言ってみたり!」ニッコリ

一方通行「……おォ、大事に食えよ」

打ち止め「了解、ってミサカはミサカはさっそく包装紙を破いて開封作業に入ってみたり」

一方通行「言ったそばから雑に扱いやがって……」

円周「ねえねえアクセラお兄ちゃん」

一方通行「何だ」

円周「私の分がまだなんだけど」

一方通行「あるわけねェだろ。オマエからは何にも受け取ってねェンだからよォ」

円周「あれー? おかしいなあ? たしか私はずなんだけどなあ? あれー?」

一方通行「オマエの薬品入りチョコレートはきっちりオマエに突き返してやっただろうが」

円周「……そういえばそうだった! くそう、何で薬品なんて混ぜちゃったんだろうひと月前の私」

一方通行「知るか」

円周「ちっ、こうなってしまったら仕方がない。『木原』的にここは撤退するぜ」スタタタ

一方通行「おォ。そのまま帰って二度と来ンな」

結標「ばいばーい。また遊びにおいでー」ノシ

打ち止め「じゃあまた明日ー! ってミサカはミサカは手を振って見送ってみたり」ノシ


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