結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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157: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/20(金) 22:01:28.11 ID:9mCcFctro


同日 09:40 〜一時間目-ニ時間目間休み時間〜

-とある高校・一年七組教室-


吹寄「――で、あたしたちに話って何よアクセラ」

姫神「まあ。だいたい予想はつくけど」

結標「そうなの?」


一方通行「おォ、オマエらに渡すモンがある。ホワイトデーのお返しっつゥヤツだ」スッ


結標「あっ、なるほど。昨日の大荷物はそれだったのね。道理で隠そうとするわけだ」

吹寄「へー、まさかアクセラが自分からそういうことするなんてね。珍しいというからしくないというか」

一方通行「うるせェな。黙って受け取ることも出来ねェのか」

姫神「ありがとアクセラ君。……ん? こ。これは……!」

結標「どうしたの姫神さん?」

姫神「二人とも。このチョコレートよく見て」


吹寄「えっ、何なの……、ッ!? こ、これはあの有名な店のチョコレートセット!?」

結標「ええっ!? 有名な店って世界で学舎の園にしか出店してないっていうあのッ!?」

姫神「間違いない。雑誌とかでよく見るあのパッケージ。まったく同じ……!」

吹寄「開店後10分で売り切れで、何か政界の要人とか某国の王族などのVIPにしか予約とかすることが出来ないとか、いろいろ聞いたことあるわ!」


一方通行(へェ。そンなすげェモンだったンだな。つか、それを20セット予約できる超電磁砲は一体何者だ? あっ、レベル5の第三位か)


結標「あ、貴方一体どうやってこんなすごいものを……?」

一方通行「あ、ああ。常盤台に通ってる知り合いに買ってきてもらった」

姫神「なるほど。さすがレベル5第一位。人脈も広いのね」

吹寄「一生縁のないものだと思ってたけど、まさかそんなものを食べられるなんて……アクセラありがと!」ニコッ

一方通行(オイオイ吹寄のあンな笑顔初めて見たぞ。何なンだこの店のチョコレートセット……!)


上条「……あのー」


吹寄「何よ? 大した用じゃないなら後にしてくれる?」

上条「あのですね。一方通行のチート級のプレゼントで盛り上がってるところで本当に申し訳ないんですが、私めもホワイトデーのプレゼントなるものを持ってきてましてね」

結標「えっ、そうなんだ。何持ってきたのかしら?」

上条「本当みすぼらしくて申し訳ないのですが、手作りのクッキーのようなものを持ってきましてね、はい」

吹寄「クッキーのようなものって何よ。クッキーじゃないのそれ?」

上条「いえ、紛れもなくクッキーでございます、ははぁー」

一方通行「何だこの流れ」

姫神「……上条君」

上条「はい、何でしょうか?」

姫神「私。上条君がこんなものを作ってくれてきたなんて。とっても嬉しいわ」ニコッ

上条「……お、おう。こちらこそもらってくれてほんとありがとう」





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