結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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153: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/20(金) 21:58:11.72 ID:9mCcFctro


8.ホワイトデー

March Second Thursday 07:30

-とある高校・昇降口-



シーン



一方通行「ふァー、ねっむ。……よし、この時間帯ならまだ人は少ねェ。絶好のチャンスってヤツだ」

一方通行「バレンタインの時、俺の靴箱にモノぶち込みやがったヤツは全員で十人」

一方通行「一年が四人、二年が二人、三年が一人。残りは送り主不明のヤツ、コイツらと卒業して居なくなった三年はどォしようもねェから放っておく」

一方通行「返せるヤツ全員の靴箱の位置は既に確認済。靴箱に入れてきたンだから、靴箱に返してやるのが礼儀っつゥモンだよなァ」

一方通行「靴箱にチョコレートを入れる動作は三つ。開ける、入れる、閉める」

一方通行「これを普通にやったら時間を食ってしまい、他人に見られる危険性が高まってしまう。だが……」



一方通行「この俺のベクトル操作を使えば、そンな動作を七回繰り返すくれェ簡単なンだよッ! 一瞬で終わらせてやるぜェ!」カチッ



バッ!




ダダン! ダダン! ダダン! ダダン! ダダン! ダダン! ダダン!




モブ生徒A「うわっ、何だっ!? この変な物音は!?」

モブ生徒B「うるさっ! 靴箱叩いて遊んでるのかしら?」

モブ生徒C「一体誰がこんなことを………」




一方通行「……ケッ、ミッションコンプリートってヤツだ。クソったれ」カチッ




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