結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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147: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/13(金) 22:11:22.32 ID:d6Ws/u/Ao



<ありがとうございましたー!



一方通行「……オイ、最後に一ついいか?」

食蜂「何かしらぁ?」

一方通行「オマエは何のために俺と接触したンだ? オマエの今日の行動が何一つ解せねェ」

食蜂「最後って言うから何かと思ったらそんなことなのねぇ。ふふっ、気になるぅ?」

一方通行「別に」

食蜂「ええっー、何その素っ気ない答え? アナタから聞いてきたことでしょー?」

一方通行「どォせオマエは真面目に答えねェだろォが」

食蜂「そんな決めつけはひどいゾ☆ ま、その通りなんだケド」

一方通行「だろォよ。答える気がねェならさっさと消えろ」

食蜂「はいはーい! あっ、でも一つだけ教えてあげるわぁ。私がなぜこんな場をセッティングしたのか。それは――」



食蜂「――――同情よ」



一方通行「……どォいう意味だ?」

食蜂「それじゃあごきげんよう、鈴科百合子さん☆」タッタッタ



一方通行「……チッ、無駄な時間食っちまった。行くか」




美琴「……ちょっと待ちなさい」

一方通行「……居たのか超電磁砲」

美琴「まあね。あんな性悪女の時間稼ぎなんて、ちょちょいと終わらせてやったわ」

一方通行「その余った時間で覗き見かァ? いい趣味なこった」

美琴「勘違いしないでよね。私が来たのはついさっきだし、別にアンタたちの会話なんて一言たりとも聞いてないわよ」

一方通行「そォかよ」

美琴「で、何話してたのよ? って聞いても教えてはくれないでしょうけど」

一方通行「わかってンじゃねェか。その理解の良さに敬意を表して教えてやる。どォでもイイよォな世間話だ」

美琴「嘘くさ。世間話ならそんな顔して喫茶店出てこないっつーの」

一方通行「元からこンな顔だ」

美琴「そうですかい。じゃ、アンタもそんな時間もないと思うし、ちゃっちゃと用事済ませちゃいましょうよ」

一方通行「……ああ」


―――
――






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