【安価・コンマ】「ゼロウス?」【オリジナル超能力ものディストピアSF】
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162
:
◆te6Chm3tjE
[saga]
2021/06/27(日) 09:07:03.23 ID:17xUk1t20
「僕は小さいころから物を浮かせる夢をよく見てね、名前も名前だし幼いころはゼロになると意味もなく確信していたんだ」
「それがどうだろう。僕をイジメていた女はゼロになり、家族と共に死んだ。そして今僕はキルタイムというゼロを駆除する組織の長となっている」
「運命ってやつですかい?」
男は軽く頷くと、自然な仕草で自らの髪に軽く手をあてて撫で下ろした。
以下略
AAS
163
:
◆te6Chm3tjE
[saga]
2021/06/27(日) 10:14:45.08 ID:17xUk1t20
作戦当日、ベルデの精神状態
20以下 硬くなっている 悪
21以上80以下 普通の精神状態
81以上 いい感じの気合 良
以下略
AAS
164
:
名無しNIPPER
[sage]
2021/06/27(日) 10:37:47.40 ID:eBOttVUAo
ぬん
165
:
◆te6Chm3tjE
[saga]
2021/06/27(日) 11:40:21.12 ID:17xUk1t20
作戦開始当日の俺の調子は普通だった。
多少緊張はしているがむしろこれから戦場に赴くなら、ある程度緊張を保つ必要はある。
「それぐらいの方がいいと思うぜ。戦場ってのは緊張感を保つ必要があるし気合が入りすぎてもよくねえ。ベルデにとって因縁の任務ならなおさらだ」
「ああ、普段通りの力を出せそうだ」
以下略
AAS
166
:
◆te6Chm3tjE
[saga]
2021/06/27(日) 11:42:15.91 ID:17xUk1t20
「ディエスミィが表で騒ぎを起こしたら、俺達は施設の裏口から侵入し、警備員を迎撃。ターゲットの機械を叩く」
「言葉にしてみれば分かりやすい任務だな」
「作戦なんてものはシンプルなものさ。現場の状況が複雑だがな」
どうやらディエスミィと会えるのは、任務完了後のようだ。
以下略
AAS
167
:
◆te6Chm3tjE
[saga]
2021/06/27(日) 20:02:03.43 ID:17xUk1t20
「眠ぃな」
「ちゃんと警戒しろよ……誰か来るぞ!」
「なに!?」
欠伸をしながら見張りをしていた警備員2人は、遠くの茂みの中で小さな人影を発見した。
以下略
AAS
168
:
◆te6Chm3tjE
[saga]
2021/06/27(日) 20:19:31.58 ID:17xUk1t20
「さて、これで警備の警戒がこっちに向くかねえ」
ディエスミィは基地から離れた場所で、小さな大量の鉄球を服につけて静かに独り言を呟いていた。
鉄球1つ1つが銃弾のように敵を貫けるようになっている。
テレキネシスの精度や威力は、他のゼロとは比べ物にならない。
以下略
AAS
169
:
名無しNIPPER
[sage]
2021/06/27(日) 20:25:39.81 ID:397hAb7yo
解体だけは…どうか…
170
:
◆te6Chm3tjE
[saga]
2021/06/27(日) 20:40:57.32 ID:17xUk1t20
「え……?」
基地の反対側の俺、ロサ、ブランカは開いた口が塞がらなかった。
「おい、大木が根ごと宙に浮きあがってるのが見えたぞ。どれだけの力なんだ」
以下略
AAS
171
:
◆te6Chm3tjE
[saga]
2021/06/27(日) 20:49:27.07 ID:17xUk1t20
俺達は銃を持ったまま基地内部に無事侵入できた。
内部も事前に入手した見取り図通りだ。警報は鳴っているが、ディエスミィのおかげか人の気配が全くない。
「これなら邪魔されずにターゲットまで辿り着けるかもしれねえ」
「油断はいたしませんが、慎重に進みすぎるのもよくないですし大胆さも肝要ですわね」
以下略
AAS
172
:
◆te6Chm3tjE
[saga]
2021/06/27(日) 20:49:57.02 ID:17xUk1t20
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