【安価・コンマ】「ゼロウス?」【オリジナル超能力ものディストピアSF】
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156:名無しNIPPER[sage]
2021/06/27(日) 00:45:00.83 ID:6pOV2TWcO
3


157: ◆te6Chm3tjE[saga]
2021/06/27(日) 01:12:59.57 ID:17xUk1t20
「幼少期から鍛えられたエリート少年がたまたまゼロになったってのはどうだ?」
「ゼロになる確立は少年期で数万から十万人に一人だから、そういう話じゃないわね」
「むしろ発想を逆にしてみたらどうかしら」
「ゼロの存在が確認されたのは大体80年前。鍛えれば鍛えるだけテレキネシスの強度が上がるってことは……そうか!」

以下略 AAS



158: ◆te6Chm3tjE[saga]
2021/06/27(日) 01:17:55.34 ID:17xUk1t20
「問題は体力ぐらいだが、それもゼロにしては鍛えられてるからな。無茶はできねえが」
「……私達全員でかかってもかてない」
「流石にそれは言いすぎではありませんこと?」

オーバーではないかと俺が言おうとしたが、ブランカも同じようなことを思っていたようだ。
以下略 AAS



159: ◆te6Chm3tjE[saga]
2021/06/27(日) 01:19:11.68 ID:17xUk1t20
今日は終わります
次回初任務と初戦闘です


160:名無しNIPPER[sage]
2021/06/27(日) 02:14:39.21 ID:397hAb7yo
おつでした
最強老婆期待


161: ◆te6Chm3tjE[saga]
2021/06/27(日) 09:04:15.73 ID:17xUk1t20
夜の9時頃。東京のとあるホテルで、二人の男性が話をしていた。
一人は20代後半で、黒い髪を肩までかけた聡明そうな男である。
穏やかな笑みを浮かべながら分厚い聖書を読んでいるようだが、その姿は高貴な貴族を思わせる風格があり知性が滲み出ている。
もう一人は少し若い20代前半。髪を赤く染めた、粗暴な顔つきの男だ。
風貌が正反対の両者は椅子に座り、向かい合って話をしている。
以下略 AAS



162: ◆te6Chm3tjE[saga]
2021/06/27(日) 09:07:03.23 ID:17xUk1t20
「僕は小さいころから物を浮かせる夢をよく見てね、名前も名前だし幼いころはゼロになると意味もなく確信していたんだ」
「それがどうだろう。僕をイジメていた女はゼロになり、家族と共に死んだ。そして今僕はキルタイムというゼロを駆除する組織の長となっている」
「運命ってやつですかい?」

男は軽く頷くと、自然な仕草で自らの髪に軽く手をあてて撫で下ろした。
以下略 AAS



163: ◆te6Chm3tjE[saga]
2021/06/27(日) 10:14:45.08 ID:17xUk1t20
作戦当日、ベルデの精神状態

20以下  硬くなっている 悪
21以上80以下 普通の精神状態
81以上  いい感じの気合 良
以下略 AAS



164:名無しNIPPER[sage]
2021/06/27(日) 10:37:47.40 ID:eBOttVUAo
ぬん


165: ◆te6Chm3tjE[saga]
2021/06/27(日) 11:40:21.12 ID:17xUk1t20
作戦開始当日の俺の調子は普通だった。
多少緊張はしているがむしろこれから戦場に赴くなら、ある程度緊張を保つ必要はある。

「それぐらいの方がいいと思うぜ。戦場ってのは緊張感を保つ必要があるし気合が入りすぎてもよくねえ。ベルデにとって因縁の任務ならなおさらだ」
「ああ、普段通りの力を出せそうだ」
以下略 AAS



166: ◆te6Chm3tjE[saga]
2021/06/27(日) 11:42:15.91 ID:17xUk1t20
「ディエスミィが表で騒ぎを起こしたら、俺達は施設の裏口から侵入し、警備員を迎撃。ターゲットの機械を叩く」
「言葉にしてみれば分かりやすい任務だな」
「作戦なんてものはシンプルなものさ。現場の状況が複雑だがな」

どうやらディエスミィと会えるのは、任務完了後のようだ。
以下略 AAS



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