499: ◆SqThbwJtS5Ey[saga]
2021/06/28(月) 04:30:03.86 ID:4/9LT2Qy0
アスカ「それで...改造ってのは名ばかりのサルベージ作戦なわけね?」
ゲンドウ「そういうわけでもない、改造そのものは行う」
アスカ「....と、いうと?」
ゲンドウ「この前の戦闘で様々な問題面が浮き彫りになった...使徒の強さが我々の予想をはるかに上回る以上、やはり改造は必須なのだよ」
冬月「そこで、初号機以外の全てのエヴァに再改造を施すことになった」
アスカ「ちょ...初号機以外って...」
シンジ「...うぅん、多分これでいいんだよアスカ」
アスカ「はぁ?それってどういう...」
ゲンドウ「無号機に変質して以来、初号機のスペックが大きく上がっている」
霧島「....スペックが?」
ゲンドウ「あぁ、今までとは比べ物にならないATフィールドの侵食率を誇っている」
ゲンドウ「無号機がサイコフレームの光とATフィールドの操作に長けた究極の拒絶タイプだとするならば」
ゲンドウ「初号機はサイコフレームの力とATフィールドの侵食に長けた究極の攻撃タイプとなったのだ」
霧島「究極の...」
ゲンドウ「スペックでいえば今並び立てるのはフォウチュンだけだ、全てのエヴァをそこまで引き上げる」
アスカ「....」
ゲンドウ「...その上で、君たちに世界の命運を預けることになるな」
綾波「覚悟はしています」
シンジ「その上で、僕たちは戦うよ、父さん」
ゲンドウ「.....すまないな、迷惑をかける」
シンジ「違うでしょ、父さん」
ゲンドウ「...?」
シンジ「こういう時は――――」
ゲンドウ「ありがとう」
シンジ「!」
ゲンドウ「.,,で、あってるか?」
シンジ「....合ってるよ」
ゲンドウ「...そうか」
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