32:名無しNIPPER
2021/06/14(月) 16:40:20.54 ID:s6N2Mg+60
シンジ「ドモンさんも人込みって苦手なんですね...」
ドモン「あぁ、かつて仇を追って修行の旅に出ていた時も人だかりに入ることはあまりなかったからな」
シンジ「仇...ですか?」
ドモン「あぁ、父と母と...兄を奪った仇を探していた」
シンジ「....」
ドモン「そんな顔するな、仇はこの手で取ったさ...その中で多くのモノを得た」
ドモン「仲間や、教え...託された思いや....大事な人を」
シンジ「....スゴイや、僕が同じことやっても、どっかで失敗して、そのままになりそうだ」
ドモン「シンジくん、明鏡止水だ」
シンジ「....え?」
ドモン「焦りや怒り、抗いがたい激情の中にこそ見える一滴....それが君の芯を力に変えてくれる」
シンジ「僕の....芯...」
ドモン「無理に変わったり、変わろうとする必要はない、君は君のままで誰かのために戦えるんだからな」
シンジ「.....(僕は....僕のままでも....いいのか....)」
ドモン「それでも力が必要になったなら俺のところに来るといい、流派東方不敗が力、見せてくれよう」ニッ
シンジ「...!はい、ドモンさん!....いえ、師匠!!!」
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