アムロ『身構えている時はなかなか出ないものだ』ハサウェイ「言われなくても!!」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2021/06/14(月) 00:54:15.40 ID:VzOrQwkSO
「というわけで、少し席を外すよ」
「私を置いていくの?」

話を切り上げて改めて外出しようとすると引き留められてしまった。大丈夫。手はある。

「仮に僕がマフティーだとしても、女性を連れて行けない場所はある」
「それはどんなところ?」
「たとえばトイレの中とか」

これはきっとスペースノイドとアースノイドの共通認識だろう。男性用トイレに女性は連れていけない。しかし、ギギはあっさりと。

「そこのプールでしたら?」
「ギギ!? なんてことを言うんだ!」

ハサウェイはみっともなく取り乱した。
それがあまりにも常識外れの提案だったからである。ついついおったまげてしまった。

「ハサウェイ、プールでしたことないの?」

まるで試すような物言い。挑発的である。

「あいにく、宇宙では水が貴重でね」
「そう。気持ちいいのに」

そう言って、ギギは部屋から出て羽織っていたバスローブを脱ぐと、水着姿となった。
透き通るような白い肌と金色の髪が眩しい。

そのまま部屋のベランダに備え付けられたプールへと向かって、腰まで水に浸かった。
水面に漂う金髪が陽光を反射して、キラキラとしたミノフスキー粒子が散布されている。

やがて、ブルリと身体を震わせたギギは。

「んっ……気持ち良かった」

恍惚な笑みを浮かべる彼女に正直、奮えた。


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