3:名無しNIPPER[sage]
2021/06/13(日) 01:52:58.17 ID:q8eskf2U0
舌の根も乾かぬうちに恥も外聞もなく叫ぶ私にまゆは嫌な顔ひとつせず、私の手を口に入れた。
まゆの口よりも私の拳の方が大きいはずなのになんですんなり入ったのだろうとぼんやり思ったが、得も言われぬ心地よさに包まれるうちにそんな疑問はどこかへ消えていった。
嗚呼、嗚呼、心地よい、心地よい…。
まゆの口の中を堪能している内に私は悟った。
わたしはこのまままゆに呑まれるのだ。
呑まれて消化されるのか、それともこの心地よさに包まれたままになるのかは知らない。
けどそんなことはどうでもよいのだ。
まゆに呑まれるということは、幸せなことに違いないからだ。
さあ、まゆ、わたしを呑んでくれ。
わたしのすべてを呑んでくれ。
7Res/3.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20