小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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52: ◆bhlju8wMK6[saga]
2021/06/07(月) 22:43:44.02 ID:RHOuKnm+0

トール「……う〜ん、参ったな…… 調べれば調べる程、何が起こっているか皆目見当もつかない……」ム〜 テクテク

トール(先程の小林さんの職場やカンナの学校でもそうでしたが、この商店街にも魔法の痕跡や魔力の残滓などは微塵も感じられない……)

トール(明らかに異常な状況なのに、異常である証拠を一つも見つけられない事が最大の異常。とても不気味だ……)

トール(仮にこれが魔法によるものだとしても、一夜にして町中の人間の記憶や物品の改変を、極めて高い整合性をもって行う必要があるわけで)

トール(それも、魔術的痕跡を一切残す事なく…… 並大抵の事ではない)

トール(一応、私より格上の神霊やドラゴンが、事前の準備をした上で全力で事に当たれば、可能でなくもない…… というレベルの状況ですが……)

トール(今度は、それだけの力を持つ奴が、どうしてわざわざこんな回りくどい真似をするのかという疑問が出てくる……)

トール(そもそも誰かの仕業だとしても、目的がまるで見えてこない。こんな状況を作って、一体何の得があると――)ピタッ



終焉帝(回想)『一緒に帰るのだ、トール。この世界に迷惑をかけてはいけない――』



トール「まさか……お父さんが……?」ザワ……




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