小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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287: ◆bhlju8wMK6[saga]
2024/11/30(土) 22:20:58.84 ID:PDbAYs0+0

ワイワイ―― ガヤガヤ―― パクパク――



エルマ「――ん〜! 美味しいな、このおにぎり!」モグモグ

小林「こっちのサンドウィッチも美味しいよ。種類も色々あってほら、タマゴにハムチーズ、サラダ……」

エルマ「モグモあ、そのホイップもグモグモ美味しそう、取ってくれグモグ!!」モグモグ

トール「こ〜ら! せめて今食べてるもの飲み込んでからにしなさい!」



滝谷「ああ〜……、お茶が体に沁みるでヤンス……」ホウー

カンナ「しみるー……」プハー

ルコア「あっはは! 二人共若いのに何だか老人臭いねえ。お茶が美味しいのは同意だけど」ズズー

カンナ「むっ。誰よりもおばあちゃまのルコア様に言われるのはちょっと心外」

ルコア「え〜ひど〜い! それに誰よりもって事はないだろ〜、この場では終焉帝の方が僕より年上……、
    あれ? どうでしたっけ? そうですよね終焉帝?」チラッ

終焉帝「いや知らんが……。永く生きていると、流石に細かい年齢を数えるのは辞めてしまったからな」

ルコア「え〜そんな〜困ります〜、これじゃあおばあちゃまを否定できないじゃないですか〜!」

終焉帝「……一応尋ねるが、貴殿、飲酒してはおるまいな?」

ルコア「飲んでませ〜ん、神話時代から絶賛禁酒中で〜す!」ユラユラ

終焉帝「……そうか(場酔い、という奴か……?)」

ルコア「――ただ、大勢で騒がしく食事、というのが久し振りで。ちょっと浮かれてるのはあるかもしれません、すみません」フフッ

終焉帝「――そうか。まあ構わんさ、私も似た様なものだ」フッ



滝谷「あー小バアさん……、そっちのポット取ってくれんかね」ヨボヨボ

小林「誰が小バアさんだ! はいどうぞお爺さん!」ダンッ!

滝谷「おお、かたじけKnights of the Round Table……」フガフガ

小林「老人ムーブの癖に、挟むボケが流暢な英語で小憎らしい……!」

トール「フッ円卓の騎士ですか。ジョークとしては悪くないチョイスですね」フフフ

エルマ「ん? 珍しくないか、お前が人間の英雄達の話題で悪態を吐かないの」モグモグ

トール「逃れられぬ滅びに抗う愚かな人間達でしたが、気骨はある奴らでしたからね……。
    それに自分達を“赤き竜”と呼称していたのも、不遜ですがガッツは感じて嫌いじゃありません」クックッ

小林「ドラゴンサイドからの評価そんな感じなんだ、アーサー王伝説……」アハハ……




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