小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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170: ◆bhlju8wMK6[saga]
2023/01/31(火) 22:17:43.35 ID:/uPr47kR0

ルコア「トール君が消息を絶って数日後、トール君を捜索する為に僕はこの世界、この地域に訪れた」

トール「えっ、以前にもこちらの世界にいらっしゃった事、あるんですか?」

ルコア「うん、そうだよ〜。実は1年前から何度も、この世界に来てたんだ。
    野山を飛び回ったり、人の町中を歩き回ったり、あちこち探してたんだよ?」ウフフ

ルコア「更に言うと僕、そちらの小林さんと滝谷さんの事も、姿だけは街中で見かけたもあるんだ。
    お二人は僕の事、認識阻害で見えなかったろうけど」チラッ

小林「えっ、そうなんですか!?」

滝谷「いやん、エッチ!」ササッ

小林「いや、シナを作るなシナを!」

ルコア「アハハ! 面白い人だね、君」

滝谷「ふふ、よく言われます」キリッ

小林「下手に褒めないで下さい、調子に乗って暴走しますんで……」

トール「まあ滝谷さんは置いといて―― すいませんルコアさん、私の為にご足労頂いてた様で…… ありがとうございました」ペコリ

ルコア「いやいや、そう畏まられる事じゃないさ。と言うのも、ある方の依頼だったからね」

トール「依頼? 一体誰から?」

ルコア「ふふっ、誰だと思う?」

トール「えっ、うーん、誰だろ、ルコアさん程の方に依頼なんてできる格の相手ってそんなに……」

ルコア「じゃあヒント。君の目の前で僕の横に座ってる方♡」

トール「え……」

トール「――――えっ!?」ガタッ

トール「お、お父さん……ですか!?」

終焉帝「……………………」ブスッ




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