小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
↓
1-
覧
板
20
106
:
◆bhlju8wMK6
[saga]
2021/11/27(土) 22:53:32.24 ID:DVTuWEAg0
滝谷「うん、それを説明するには、まずは先程からの話の続きを聞いてもらわなくちゃいけない。だから、ま、座って座って」ニコッ
トール「……………分かりました、聞きましょう」ペタン
滝谷「うん。さて、話は小林さんが不当な解雇を為された後の事だけど――」
小林「――――!」ピコーン
小林「あ、滝谷君! そこから先は私が話して良い? というか私が話す!」ハイハイ!
滝谷「えっ? べ、別にいいけど。どうしたの小林さん、急に……」ビクッ
小林「いんやあ? ただ滝谷君ばかりに話させるのも悪いなあと思っただけさ。元々私がメインで話すって割り振りだった訳だし、ね?」ニヤリ
滝谷「そ、そう……?(何か企んでるな……)」(汗)
小林「トールちゃんもそれでいいよね〜?」ニンマリ
トール「? はい! よろしくお願いします、小林さん!」
小林「よし! じゃあ語らせてもらおうか。えー、私が解雇通知を出された日の事なんだけど……」
小林「さっきの滝谷君の話通り、私は会社の上層部からは極悪な社員として見られた様で、通知を受けるとすぐ、鬼の様に急かされてね。
とにかく身の回りの物だけ持って、追い出されるかの如く会社を締め出されたんだ」
トール「むう…………」プクー
小林「その時は私も流石に応えて、頭が真っ白になっちゃってね。
山を彷徨って、空き巣に家を荒らされて、更には突然職まで失って…… たった数日で、色々ありすぎた」
小林「トールちゃんの話では、トールちゃんは神との戦いに負けて、全てを失ってこの世界に流れてきた……って事だったよね?」
トール「は、はい…… そうです」コクン
小林「まあ、それと比べると命あるだけマシかもしれないけど…… 私もその時は、本当に全てを失った様に感じて、茫然としちゃったんだ」
トール「……小林さん……っ」ギュッ
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
296Res/371.30 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1622983347/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice