【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「私はこの絆を諦めません」【安価進行】
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675: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:09:47.81 ID:PKHgrFLn0

私は諦観にも似た感情を抱き、目を瞑っていた。
瞼の裏には走馬灯のように、これまでにめぐると過ごした記憶が流れていた。
めぐると出会った頃のぶっきらぼうな反応をしてしまった私、体調を崩して看病に来てくれためぐる。
思えばあの時から心を開くことができたんだっけ。
以下略 AAS



676: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:11:16.67 ID:PKHgrFLn0


……まだ数秒、死までは時間があるらしい。

最期の最期に、私はもう一度目を閉じた。
以下略 AAS



677: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:12:17.08 ID:PKHgrFLn0

ドサッ

「痛っ……?!」

以下略 AAS



678: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:13:16.55 ID:PKHgrFLn0

どうやらここは“ゴミ捨て場”、その終着点のようである。
学園にはトラッシュルームが存在し、手頃なものなら焼却処分ができるが、そうでないものは全てここに押し込められているようだ。
故障したクローゼットや怪しい機材なども投棄されており、手付かず。
臭いものには蓋をする、煩わしいものは目の届かないところに押し込む。
以下略 AAS



679: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:14:09.63 ID:PKHgrFLn0

強い決意と共に、手当たり次第にそこら中のゴミ袋に手をつけた。
食べられるもの、飲めるもの。
とにかく食いつなげるものを探した。

以下略 AAS



680: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:16:09.89 ID:PKHgrFLn0

全ての体力消費を抑えて、空腹や喉の渇きを体に感じさせる時間を削った。
目が覚めるたびに無理矢理に瞳を閉じて再度眠りにつく。

それを何度も繰り返し、数時間、数日……ただ、絆を信じて眠り続けた。
以下略 AAS



681: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:17:43.99 ID:PKHgrFLn0
◆◇◆◇◆◇

摩美々さんは首や肩をポキポキと鳴らしながら立ち上がると、私の顔を見ていつものほくそ笑みを披露した。


以下略 AAS



682: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:19:11.48 ID:PKHgrFLn0

摩美々「それよりお腹空いてないー?」

(なかったことにするんだ……)

以下略 AAS



683: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:20:59.72 ID:PKHgrFLn0

摩美々「数日ぶりの食事はどうだったー?」

灯織「大変美味しかったです……ありがとうございました」

以下略 AAS



684: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:23:18.43 ID:PKHgrFLn0

摩美々「おしおきが失敗した瞬間、なんとか灯織を助けなきゃって……みんなでどうにかここまでくる方法を考えて考えて、でも糸口が見つからなくて……なんとかチャンスを見つけ出して……」

摩美々「もしかして、こうしてる間にも灯織は死んじゃってるんじゃないかって……それでまた焦って……」

以下略 AAS



685: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:25:06.22 ID:PKHgrFLn0

摩美々「……さて、ようやく収まったわけだけど」

灯織「ええ、なんとか落ち着きました」

以下略 AAS



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