北条加蓮「藍子と」高森藍子「今日もカフェテラスで」
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107:第110話 高森藍子「す〜……」北条加蓮「藍子の寝ているカフェテラスで」[sage saga]
2021/05/23(日) 15:28:39.45 ID:Od8DbOFm0
加蓮「こっちのも、似た相談みたい。『ずっと一緒にいる幼馴染に、心の中でとんでもなく酷いことを思ってしまいました……顔を合わせるのもしんどいです。僕はどうすればいいでしょう』だって」

藍子「確かに、長く一緒にいるからこそ冷たいことを思ったり、自分が嫌になるほどの感情を抱くことも、あるのかもしれません」

加蓮「藍子は……」

藍子「私だって、まったくない訳ではありません。……何度も加蓮ちゃんのことを」

加蓮「それを言うなら私なんて、その何百倍もあるよ。前にね、ここでお昼寝している藍子を見て、1人でここに来るくらいなら誘ってほしかった……って言ったのは、ホントにすっごく後悔した。藍子は、ちょっと思ったことなら気にしないって言ってくれたけどさ」

藍子「ちょっと思ってしまうことなら、誰にでもあると思います。いろいろなことを考える加蓮ちゃんなら、余計にそうかもしれません」

藍子「……仲良しの相手に対して、ひどいことを思っただけなら、気にしないようにしましょう! もし、どうしても落ち込んでしまうなら……言わずに留めていられた自分を、褒めてみるのはどうでしょうか?」

加蓮「次の日1日くらいは、無理して笑っちゃうのも……きっと、誰も責めないよ。藍子っぽく言うなら、頑張って笑っていられた自分を褒めてあげるのもいいかもね」


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