252: ◆LWJMZhhGCoS.[saga]
2021/06/03(木) 15:24:28.66 ID:im/ptI+PO
安藤「……ここの捜査は、このくらいでいいか……」
安藤「九十九君、俺は現場から出るが、君はどうする?」
九十九「……うん、じゃあ、ボクも行こうかな」
安藤「堀井君、平井君、君達も捜査して構わないよ」
堀井「へ? いいのかよ?」
安藤「人の手は多ければ多いほど助かるだろうからな……現場は、鍵を掛けて保全すれば良い」
平良「ああ……闇市の個室だもんな……」
平良「……鍵はあるのか?」
九十九「えっと……そこに落ちてたよ」
堀井「あ、それか。んじゃ、ちょっと借りるぜ闇市ちゃん……」
堀井「……あれ?」ガチャガチャ
九十九「……どうしたの?」
堀井「……鍵掛かんないんだけど」
九十九「……え?」
平良「ちょっと貸してみろ……」ガチャガチャ
平良「……本当だ。掛かんねぇ」
平良「闇市の鍵じゃねぇのか……? あ、いや、闇市って名前書いてあるな……」
堀井「壊れちまったのかね?」
平良「……それはねぇだろ」
平良「このタイプのディンプルキーは、ピッキングはできねぇし、複製も難しいし、簡単に壊れねぇ。希望ヶ峰学園のセキュリティに採用されるくらいだからな」
安藤「……確かにそうだな……」
九十九(それじゃあ……一体どうして……?)
安藤「……すまない。二人とも、引き続き現場保全をしてくれ」
平良「ああ、分かった」
堀井「まっ、しゃーねーわな」
・コトダマ【闇市の個室の鍵>を手帳に記録しました。
[闇市の個室の鍵では、何故か闇市の個室を閉められなかった。]
・コトダマ【部屋の鍵について>を手帳に記録しました。
[希望ヶ峰学園の寄宿舎で採用されている鍵は、ピッキングや鍵の複製はほぼ不可能であり、簡単に壊す事もできない。]
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