251: ◆LWJMZhhGCoS.[saga]
2021/06/03(木) 15:00:04.41 ID:im/ptI+PO
九十九「……ん? これは……」
九十九(闇市クンの部屋の鍵か……)
九十九(……あれ? これ、金具のところが緩んでる……)
九十九(……別に、今回の事件には、関係ない……か?)
・コトダマ【鍵の金具>を手帳に記録しました。
[闇市の個室の鍵の、鍵の部分と名前プレートの部分を繋ぐ金具が緩んでいた。簡単に外せそうだ。]
安藤「……!!」
安藤「これは……」
安藤「……九十九君、少し良いか」
九十九「……どうしたの?」
安藤「これなんだが……」
九十九(……そう言って、安藤クンが見せてきたのは……)
九十九(……赤い文字で『九十九』と書かれた、一枚のメモ紙だった)
九十九「こ、これ……!!」
九十九(もしかして……ダイイングメッセージ……!? これ、血文字か……!?)
九十九「ち、違う、ボクは……!!」
安藤「……分かっている」
九十九「……え?」
安藤「俺は……これだけで九十九君が犯人とは判断しないよ」
安藤「この事なんだが……俺に少し考えがあってな。この紙の事は黙っておいてくれないか?」
九十九「え? う、うん……」
九十九(それはいいけど……証拠を黙っていてもいいのかな……?)
・コトダマ【ダイイングメッセージ>を手帳に記録しました。
[闇市の遺体の近くに、血文字で『九十九』と書かれたメモ紙が置いてあった。この事は、九十九と安藤しか知らない。]
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