233: ◆LWJMZhhGCoS.[saga]
2021/06/01(火) 22:01:26.92 ID:FmJj3LW9O
闇市「……では、そろそろ部屋に戻りましょうかね」
九十九「……そう? 別にまだいても……」
闇市「いえ……お暇しますよ」
闇市「……実は私、夜の10時を過ぎると、非常に不機嫌になってしまうんです」
闇市「おそらく夜時間になると、九十九さんに強く当たってしまうのでね……」
闇市「この生活でできた大切な友人を、そんなつまらない事で失いたくありませんので……」
九十九「そ、そう?」
九十九(不機嫌な闇市クン……あまり想像できないけどな……)
九十九「……それじゃあ、せめて、部屋に送るよ」
九十九「多分、何も無いと思うけど……二人の方が安心だし」
闇市「……そうですね。せっかくですし、ご好意に甘えましょうか」
【廊下】
九十九(闇市クンと一緒に部屋から出ると……)
九十九「……あれ? 万城クンに……鈴村さん」
万城「おー、どうしたんだ、二人して」
闇市「少しお話をしてましてね……」
鈴村「仲良しなんだねぇ〜」
九十九「ふ、二人は……食堂から引き上げたの?」
万城「ああ。もう誰も来ないみたいだからな……」
万城「……明日も、ちゃんと朝食会するから、来てくれよ?」
闇市「……ええ、もちろん」
九十九「……うん」
鈴村「じゃあ、また明日ねぇ〜」
九十九(……そうして、二人は部屋に入っていた)
闇市「……それでは、私も部屋に入りますね」
闇市「……では、また明日、九十九さん」
九十九「……うん。また明日」
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