131: ◆LWJMZhhGCoS.[saga]
2021/05/23(日) 18:22:11.70 ID:tgnkRYGZO
モノクマ「仕方ない。一応、見せしめいっとくか!」
バシュ!!
全温度「……え?」
九十九(は……!?)
九十九(モノクマが手をかざすと、突然黒光りした槍が、飛び出してきた)
九十九(その槍は、全温度さん……のすぐ横を通り、体育館の床に突き刺さる)
全温度「え……あ、え?」
モノクマ「……と、思ったけど、ここで人数減るのは嫌だから、やめました!」
モノクマ「ボクには自制心があるからね! 野生のクマとは違うんだよ!」
モノクマ「……今の事、よーく覚えておくようにね」
九十九(……!)ゾクッ……!!
九十九(……これは、脅しだ)
九十九(モノクマは……ボク達に、いつでも殺せるって事を見せつけたんだ……)
安藤「……一つ、聞かせてもらおうか、モノクマ」
安藤「俺が今、例えば誰かを殺したとして、俺は即座に卒業できるのか?」
斬子「ハァ……!? てめー何言ってやがる!?」
麻草「それは聞き捨てならない発言だよ、少年」
安藤「だって、おかしいだろう?」
安藤「例えば、俺がこの場でコロシアイを決意したとして……おそらく俺は誰かを殺す事はできない」
安藤「俺以外に15人いるわけだからな。返り討ちに遭うかもしれん」
安藤「そうしたら、俺を殺した人間が卒業する事になるのか?」
安藤「モノクマ、お前はそんなものを見るためだけにこんな大掛かりな装置を用意したというのか?」
闇市「……なるほど。コロシアイの明確なルールを確認したい……という事ですね」
闇市「そうすれば、私達の今後の動きも違ってきますから……」
平良「そ、そうだよな。ビックリしたぜ、まったく……」
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