35:名無しNIPPER[saga]
2021/05/16(日) 20:49:26.64 ID:emsexCaj0
病院に辿り着いたタキオンは、病室の前で、少し立ち止まった。
いつものように、いつもの自分を思い出してから、無造作に扉を開ける。
「やあ、トレーナー君。見てくれていたかな?」
「タキオン…」
トレーナーが驚いて、タキオンを見た。
「君の感想が聞きたくてね。レースが終わって、すぐに駆けつけてきたんだよ」
トレーナーは少し黙って、「そっか」と呟いた。
「椅子に座らせてもらうよ。えらく草臥れたんだ」
タキオンはパイプ椅子を取り出して、そこに座った。
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