狐娘「妾は老いることも死ぬこともないケモノじゃ」
↓ 1- 覧 板 20
75: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:21:16.86 ID:0sLGfUdN0
狐娘「で?妾の手伝い、じゃったか」
狐娘「よいぞ」
男「本当ですか!!」
狐娘「というより、最早お主のすることには何も言わん」
狐娘「あそこまでの大見得を切ったのじゃ、主がどうなろうと妾は知らぬからな」
男「はい!それでいいです!やった…よかった…!」
狐娘(何がそんなに嬉しいのやら。相変わらず理解は出来ん)
狐娘(だが……ここを発つのはひとりと決めておる)
狐娘(…感謝する、お人好しの変わり者よ)
〜〜♪
男「!」
男(電話……姉さんから。あ、これが安否確認の電話かな)
男「もしもし、姉さん?」
幼馴染『や。ねぇ平気?迷子になってない?』
男「まだそのこと気にしてる。大丈夫、もしかしたらもう姉さんよりここの道に詳しいかもよ」
幼馴染『頼もしいこと言ってくれんじゃん』
幼馴染『それで、狐さんは見つかった?』
男「……」チラ
狐娘「?」
男「ううん、見つからなかったよ」
203Res/177.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20