狐娘「妾は老いることも死ぬこともないケモノじゃ」
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172: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/06/10(木) 19:34:25.48 ID:UgQBOwmV0
男・狐娘「「!」」
装束男「…チッ、さっさと仕掛けるべきだった」
装束女「なんだい、じゃあほんとにくっちゃべってただけか」
狐娘「…貴様ら…」
装束女「あれ?なんでって顔してる?気付いてなかったんだ、あんたの人払いとっくに切れてんの」アハハ
装束女「てっきりうなされてると踏んで来たのに起きてっからさ〜。無駄に警戒しちったじゃん」
装束女「面白いねぇどうやって剥がした?」
狐娘「」サッ――
装束女「おっと動くな」シャッ
(吹き矢を構える)
装束女「あたしはこいつより吹くのが上手い。現代兵器たるピストル様にゃ劣るが、この距離ならまず外さない」
装束女「はい次、お前の見せ場ね」
装束男「……交渉だ」
装束男「大人しく俺達に付いてくるなら、その男は逃がしてやろう。我々にとっても、お前が協力的な態度を見せてくれるのであればそれが最も楽だからな」
装束男「従わなければ男は殺す。お前にも今後身体的自由は無いと思え」
狐娘「…それで交渉のつもりか。笑わせてくれる」
装束女「あんたご自分の立場理解してる〜?こーんな仏様の慈悲をかけてやってんだ。地べたに額こすり付けて100万回感謝ぐらいしろよ」
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