ハリー・ポッター「僕の言うことを聞け」ダドリー・ダーズリー「……わかった」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/19(月) 21:38:59.24 ID:43J6jqUVO
「挙句の果てにあんなに蔑ろにしていたお前を頼って自分の息子に魔法までかけさせようとするなんて、パパもママもどうかしてる」

ダドリー。少し見ないうちに見違えたよ。
通常、親の庇護下に置かれた子供が自分の環境に疑問を持つことは難しい。それが現実。
それだけが現実であり、学校生活という環境の変化によって、違和感を覚えたのだろう。

形は違えど、ハリーにも覚えがあることだ。

「僕もホグワーツでギャップに苦しんだ」
「なんだ、向こうでも虐められてたのか?」
「逆だよ。向こうじゃ僕は英雄らしい」

ハリーは自分が赤ん坊の時に襲われたことや、両親が自分を庇って死に、そして独り残されたハリーが死の呪いを跳ね除けて、その悪党を退けたことを掻い摘んで話した。

「でも、別にお前は何もしてないよな?」
「そう。君が会社の社長ではないように」

ハリーはこれまでその事実を知らず、証拠として額に稲妻のような跡が残っただけで、それで英雄扱いされても反応に困ってしまう。
ダドリーも父親が社長なだけで自分自身は偉くもなんとない。似たようなものだった。


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