八幡「先生」静「どうした比企谷?」
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19:[saga]
2021/03/31(水) 21:57:41.78 ID:5eBPj/GsO
八幡「で、何で俺?」

大志「その噂っすよ。それに影響されて告白とかへのハードルがやたら低くなってるんす」

小町「なんというか、告白するとかフラれるとかって大したことじゃないんだなーみたいな空気がね…………」

八幡「おい聞き捨てならないぞ。俺がどんだけの勇気の搾りカスを使って平塚先生にプロポーズしてると思ってんだ」

結衣「最初から搾りカスじゃダメじゃん…………」

雪乃「でも恋愛事が軽んじられるのはどうかと思うのだけれど」

結衣「あ、その辺はなんか棲み分けができてるみたい。本気で恋したりしてる人はちゃんと真剣に考えてるって」

八幡「つまりチャラいやつらとかが期間限定だったりお試しだったりでくっついてるだけなのか。許せんな、告白ってのは自分の人生を賭けるような一世一代のイベントで…………」

小町「はい、ではここで小町によるお兄ちゃん中学時代黒歴史告白の物真似をご覧いただきましょう」

八幡「やめろ小町俺が悪かった自分の事を棚にあげたのは潔く認める」

大志「まあ実際にくっついた例は多くはないんすけど、中学終えた辺りだとまだ男女間での距離感がわからなかったりするじゃないすか。異性に話し掛けるだけでも恥ずかしいって人もいますし。そんな中でフラれまくっては男女問わず色んな人に慰められてるお兄さんを見て、あまり気を張りすぎることもないんだって思うらしいです」

八幡「ん? 男女問わずって、誰だ? そもそも慰められた記憶なんてほとんどないぞ」

大志「そりゃ奉仕部の方々とか生徒会長とかサッカー部の方々とか…………」

結衣「姫菜だって『大丈夫大丈夫、平塚先生がダメでも隼人くんがいるじゃない』って言ってくれたしね」

八幡「改めて言うが、そいつらにからかわれたり揶揄されたりはしても慰められた記憶がない! 特に海老名さん!」


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