13:1[saga]
2021/03/31(水) 21:25:01.17 ID:5eBPj/GsO
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八幡「まあ概ねゴールデンウィークはそんな感じの有意義な連休を過ごしたな」
小町「要するに暇さえあれば平塚先生に会いに行ったってことじゃん」
雪乃「一応勉強もしているのだから無為ではないのでしょうけれど、授業の代わりに自習なだけでいつもと変わらないわね」
八幡「実際焦ることはないが、あまり遊んでもいられないがな。推薦も視野に入れてる以上はもう積み重ねる段階だし」
結衣「あ、ヒッキー推薦狙ってるんだ?」
八幡「ネックだった理数系も中の下くらいまで上がったからな。文系で底上げすれば推薦基準の平均成績は越えられるはずだ」
大志「推薦だと受験勉強しなくていいんすか?」
八幡「推薦で受かったならそれでいいんだが、受かるまでは辛いぞ。落ちたら一般受験になるからそれまではセンターや入試対策もやらなきゃならんし、並行して小論文や面接対策もあるし」
小町「面接対策って、お兄ちゃんの超苦手分野じゃない?」
雪乃「最近の比企谷くんを見てるとそうでもないように見えるけれど、その辺は本人的にどうなのかしら?」
八幡「あー、もう吹っ切ったというか開き直ったというか。どうせ駄目なんだから言いたいこと言ってやりたいことやろうの精神で会話力はそこそこになったと思う」
大志「正直吹っ切ったってより振り切ったって感じが強い気がしますけどね、お兄さんの場合」
八幡「何上手いこと言ってやがるんだ」
雪乃「まあコミュ障を治すならそのくらいの勢いがあった方がいいかもしれないわね。やりすぎるのもよくないけれど」
八幡「でもまだまだ不安ではあるけどな。そんなわけで面接対策をしてくるわ」ガタッ
雪乃「面接対策ならクラスの担任か学年主任などに担当してもらうのが普通よ。間違っても部活顧問に頼むことではないわ」
八幡「まあ今更あせることもないか」ストン
小町「お兄ちゃん…………」
結衣「超素早い手のひら返し…………」
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