佐々木「これがシュタインズ・ゲートの選択だよ」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/28(日) 21:13:52.89 ID:gYxSR/SRO
「キョン。キミは嬉しくないのかい?」
嬉しいか嬉しくないかと問われれば微妙なところだ。佐々木とは気が合うし、良い奴だとは思う。しかし、ではいきなり付き合えるかと言えば話は別で、そもそもこちらがそう思ったとしても佐々木は恋愛感情など精神病の一種だと切り捨てて、取りあってくれないとばかり思っていて、つまり、だから、俺は。
「混乱しているようだね。とはいえ、その態度から察するに元の世界においてもキミは僕のことを憎からず思っていてくれたらしい。ようするにその世界では僕らの関係が進展するきっかけがなかったのだろう。そしてそのきっかけを、未来の僕がくれたわけだ」
「きっかけ……?」
「そう。ほんのちょっとの勇気ってやつさ」
そう言ってくつくつと喉を鳴らして笑う佐々木は妙に格好良くて、なるほど、この世界の俺が惚れてしまうのも無理はないと思った。
「どういった経緯で付き合ったんだ?」
「僭越ながら僕からアプローチをした」
「それは、何というか……悪かったな」
アプローチをして貰ったことに対してあまりの不甲斐なさから謝罪すると、また佐々木はくくっと笑って、手をひらひらと振った。
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