41: ◆Kg/mN/l4wC1M[saga]
2021/03/19(金) 12:35:56.42 ID:wEzeH4cQ0
その刹那、僕は桃色のサイリウムを掲げていた。そして、その先には、白い光に包まれた彼女がいた。
『とびらあけて さあ行こうよ──』
『──私たちの Brand New Theater Live!』
客席中からコールが響いて、サイリウムの光たちが一際大きく揺れる。
大きな破裂音と共に、銀色に光を反射するたくさんのリボンたちが、宙を舞った。
僕は、彼女のパフォーマンスを目に焼きつけながら、目一杯にサイリウムを振った。
最高のステージには、最高の応援を──。
僕の思いが貴方に届くように、心を込めて。
遠い場所へ発つことに、後悔なんてなかった。
例え遠く離れてしまっても、きっとこの桃色の光が繋いでくれる──そんな確信が此処にある。
だからまた、その度に、何度でも。
──何度でも、恋をしよう。
48Res/31.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20