38: ◆Kg/mN/l4wC1M
2021/03/19(金) 12:32:35.61 ID:wEzeH4cQ0
「伝えてくれて、ありがとう。
そういう気持ちを誰かに話すのって、すっごく勇気がいると思う。
……だから、私は嬉しい」
彼女は、もう一方の手を添えて、僕の手をぎゅっと握った。
「最高のステージを見せるから。
貴方が安心して貴方の道を進んでいけるように、私がこの場所で最高に輝いて見せるから」
「──だから、その姿を見ていてくれる?」
その答えは、初めから決まっていた。
初めて出会った時から今まで。
そしてきっと、これからも。
時間が来て、彼女の手がそっと離れた。
彼女の手はとても小さくて……とても暖かかった。
彼女のような『かっこいい大人』になりたい。
改めて、僕はそう思った。
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