真希波・マリ・イラストリアス「そろそろ可愛い子犬が欲しいにゃん」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/12(金) 20:41:11.08 ID:yKh6yDi7O
「父さんは僕が一時の感情に流されて結婚しようと思っていると誤解して、だから心配してくれたんだよね? 大丈夫だよ、安心して」
「本当に胸に目が眩んだわけではないのか? 違うと、母さんの前ではっきり言えるか?」
「しつこいな……もう黙れよ」

ああ、苛々する。なんなんだこの親父は。

「あなた、シンジを信じてあげましょうよ」
「しかし、母さん。胸の大きさで結婚相手を決めようとしている息子の目を覚ましてやるのは父親の務めだ。私だって、もしも相手が胸の小さな女性ならば反対はしなかった」
「それは間接的に私の胸が小さいと?」
「ち、違うぞ、母さん。私はあくまでも、母さんくらいの胸の大きさの女性が結婚相手として適切であると考えているだけで……」
「しばらく離れて暮らしましょうか?」
「ま、待ってくれ!? もうどこにも行かないでくれ! 頼むから! ユイ! 行くな!!」

僕に代わって母さんが父さんを懲らしめてくれた。妻の尻に敷かれる、情けない父親だ。

「あの、ちょっと聞いて貰っていいかな?」

そこでこれまで黙っていたマリさんが初めて言葉を発し、その内容に僕は耳を疑った。


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