【はいふり】亡国のブルーマーメイド
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20: ◆26bEafOrto[saga]
2021/03/01(月) 22:45:30.47 ID:sQLUaSwy0
海上安全整備局庁舎の一室

平賀「いそかぜの現在地、33度44分ノース、137度07分イースト」

真霜「……」

真冬「……」


いそかぜ

遺体安置室

天草は遺体を保管する袋に入った三葉を見て、涙する

天草「おい……クメばあさんに何て言えばいいんだよ……」

放送「達する。これより本艦は第3哨戒配備を維持しつつ、訓練予定海域の東京湾沖に向かう。『晴風』との対水上戦闘訓練は予定どおり明日
日没をもって開始される。引き続き、見張りを厳となせ」

艦内に不満の空気が流れる

魚見「三葉が死んだってのになんで……」

萩村「訓練なんかしている場合じゃないでしょう……」


幹部区域

天草(納得がいかない!)

天草は艦長室を開けようとする

果代子「どうしたの?」

姫路が止める

天草「どうして訓練の続行にこだわるんですか!?入港するのが先でしょう!」

理都子「重要な訓練なんだ。変更することはできない……」

天草「人が死んでいるんですよ!?」

天草は取り乱す

天草「三葉の遺体を肉や魚と同じ冷凍庫に入れろと言うんですか!?」

天草「艦長とお話しします!」

天草が扉に手をかけようとする

すると艦長室の扉が開く

ましろ「姫路さん、もういいよ」

2人は下がる。

ましろは天草に詰め寄る

ましろ「事実を知ることは、その重さを我々と共有することだが……覚悟はあるか?」

天草「私には先任伍長として、この艦の出来事を全て知る義務があります」

ましろ「入れ……」


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