北条加蓮「藍子と」高森藍子「表情を見てくれるカフェで」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/02/28(日) 17:40:30.64 ID:NAfswMO00
加蓮「いつまでも泥棒ネタばっかり引きずるのもって思って。そろそろ藍子にも、新境地みたいなのがあってもいいでしょ?」

藍子「そうですね。行き慣れた公園にお散歩に行くのも、いつもの事務所で時間を過ごすのも、私は好きです。でも……時には、知らない道を歩いてみるのもいいかも?」

加蓮「トップアイドルを目指すなら、それくらいしなきゃっ」

藍子「……トップアイドルを目指すためには、暗殺者にならなければいけないんですか?」

加蓮「…………闇に紛れてライバルを仕留めるアイドル?」

藍子「そんな怖いことしません」

加蓮「だよね……。っていうか暗殺者……ヒットマンだっけ。ならあのバカがやってるから新しくもないかぁ。何かないかな、新しいこと……」

藍子「……新しいこと探しもいいですけれど、やっぱり、近くにある幸せを見つけるのが大切ですよねっ」

加蓮「ふふっ。そっか。やっぱり藍子らしいなぁ」

藍子「あはは……」

加蓮「?」

藍子「いえ、その……。加蓮ちゃん、うしろ……」

加蓮「……あー、店員さん。やっほー。注文取りに来てくれたの? 私は――え。なんでそんな悲しそうな顔してんの……」

藍子「加蓮ちゃんが、新しいことを見つけたり、新しい場所を探すってお話をしていたから、店員さんも勘違いしちゃったのではないでしょうか」

加蓮「勘違い」

藍子「どこか、新しいカフェを見つけたのかな……って、思っちゃったのかも?」


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