キョン「別に。どうもなってないぜ」涼宮ハルヒ「嘘つき」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/02/27(土) 22:20:43.02 ID:72mPFGvRO
「ハルヒ」
「なによ」
「昨日みたいなことはやめてくれ」

目を見てはっきり言うと、涼宮ハルヒはムッとした顔で睨んできた。なんで怒るんだよ。
ひとまず、理由を説明して理解を求めよう。

「正直言って、心臓に悪いし、精神的にもかなりキツい。おかげで昨夜は寝不足なんだ」
「私だって……全然眠れなかったわよ」
「だろ? それならもうあんなことはするな」

我ながら非の打ち所がない完璧な説明だったと思うのだが、涼宮ハルヒは納得せずに。

「だってしたいんだもん」

だから『だもん』はやめろ。子供かお前は。

「あのな、ハルヒ。お前がしたいからって俺がされたいとは限らないだろう? するなら相手側の同意を得てから……」
「じゃあ、ちゅーしていい?」
「うん、いいよ」

あれっ? おかしいな、こんな筈では。

てっきりハルヒのことだから意地を張って改めてキスがしたいなどとは絶対に言わないものとばかり思っていたのに、意外にも素直におねだりされたからこちらもつい頷いてしまった。

これは悪い流れだ。断ち切らねばなるまい。


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