78:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 12:24:51.46 ID:j5Vg4AXZO
正直な話、それからのことはよく覚えていない。
だけど彼女の家のリビングで一晩中、
いろんなお酒を二人でしこたま飲み漁ったってことは確からしい。
で、翌朝。
わけわかんないくらいの頭痛と気持ち悪さに襲われつつ、
やっとの思いで僕が身体を起こすと、
やっぱり、もう彼女はいなくなってて。
机の上には、空き缶と空き瓶の山に囲まれて、
大きな綺麗な白い羽根が一つ、
朝日を受けてキラキラ輝いていた。
僕はそれを摘まみ上げて、
バイバイ、と呟いた。
で、思いっきり吐いた。
最後に恰好つかなくて恥ずかしいけどね。
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