【シャニマス】灯織「それは違います!」【ダンガンロンパ】
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10: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/02/17(水) 21:12:33.05 ID:InZo0qy40
【イルミネーションスターズ】

(良かった、イルミネの2人も一緒だ)

灯織「真乃……めぐる……起きて、起きて……」

真乃「灯織ちゃん?ほわっ、ここ、どこだろう……」

灯織「ごめん、まだ私もまるで状況がわかってなくて……とりあえず2人の無事を確かめたくて……」

彼女は櫻木真乃。私の所属するユニット『イルミネーションスターズ』のセンター。
柔和な雰囲気のある彼女だけど、芯はしっかりとしていて、実直な女の子。
私がここまで来れたのも彼女のおかげ。かけがえのない友達だ。

めぐる「……んん〜?……ふわぁ…あれ、灯織?」

灯織「めぐる、おはよう。大丈夫?怪我とかは……」

めぐる「ん……?うん!特には大丈夫だよ!ありがとう!」

彼女は八宮めぐる。事務所内で一番付き合いも長く、信頼も厚い親友。
とっても社交的で、事務所のムードメーカー的な役割もこなす、太陽みたいな女の子。

めぐる「……わわっ!?どうなってるの?どこ!?」

真乃「さっきまでバスに乗ってたはずだよね……?」

灯織「うん、私も今気が付いたばかりで……何があったのかサッパリ……」

めぐる「ん〜……?ねえ、灯織……あのマーク、見覚えない?」

めぐるが指さしたのは体育館の檀上。その垂れ幕だ。
盾を模したように見えるそのエムブレムには確かに見覚えがある……

真乃「ほわぁ……バスの中で一緒に見た、希望ヶ峰学園の校章じゃないかな……?」

灯織「……あっ!」

確かにそうだ。三人で一緒に見ていたあのパンフレット。
その中心にでかでかと据えられていたマークと瓜二つ。ということは……

灯織「ここは希望ヶ峰学園……?」

めぐる「うん、多分そうなんじゃないかな?見たところ、ここも学校の体育館って感じだし!」

真乃「うん、きっとそうだよっ!……でも、なんでだろう、着いた時の記憶がないよ……」

真乃の言うとおり、なぜだか記憶がすっぽりと抜け落ちているような……
最後に見たのはあのバスの車内。なぜだか視界が揺らぎ始めて……
目が覚めたらここだ。

めぐる「誰かがみんなをここまで連れて来たってこと?」

灯織「うーん……だとしてもいったい誰が……?」



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