サトシ「ママが……倒れた!?」
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6: ◆EWEMYNRbD6
2021/02/05(金) 03:43:42.30 ID:Yv8aGTuH0
サトシ「わかった。来週だな」


タケシ『ああ。楽しみにしてるぞ』


予定を組む段階で、サトシは社会人との差を感じていた。いきなり会おうと言っても、タケシもカスミも会えるわけではなかった。二人には仕事がある。


カスミに至っては結婚していた。家庭と仕事を両立している彼女に、誘ったサトシは申し訳なさすら感じた。


サトシ「でも、大人になった二人か。楽しみなのは違いない」


そして約束の日、某レストランにて。


タケシ「おおサトシ、変わらんな」


サトシ「タケシ!ガタイ良くなったな」


カスミ「わー、サトシは変わんないなー!」


サトシ「うわなんかカスミ、大人っぽいな見た目が」


カスミ「大人ですー!いつまでも子供のサトシとは違うんだから」


子供と言われたサトシは素直に笑えなかったが、曖昧に微笑んだ。


サトシ「まあとにかく、こうしてみんな集まったんだ。本当に……ひさしぶりだな」


タケシ「感傷に浸るのが早いなあ。でも本当に懐かしいよサトシ。まだ旅してるんだってな」


サトシ「ああ、まあそうなるな……とにかく、料理頼もうぜ!」


サトシはメニュー表を開いた。


カスミ「そういや何で急にカントーに帰ってきたのよ」


サトシ「ああ、実はママがな……」


サトシは母のことを説明した。特に後遺症もなく、今はもう回復していることも伝えた。


タケシ「そんなことがあったのか。大事に至らずよかったよ」


カスミ「そりゃあ流石のサトシも帰省するわね。元気になったのなら、今度挨拶に行こうかしら」


サトシ「今はもうピンピンだよ。ピンピンといえば博士もだな。あっと、そろそろ注文しないと」


そして彼らは食事を注文し、会話に花を咲かす。


タケシ「ジムリーダーの仕事は悪くないが、旅をしていた方が経験できることは多いかも知れないな」


カスミ「そうね。というか、旅してた時が色々ありすぎたのよ。ロケット団とかもいたわね。伝説のポケモンに会うことすらあったし」


サトシ「俺はカスミやタケシと別れた後もロケット団にも伝説ポケモンにも会ってたぞ」


タケシ「サトシすげえな」


カスミ「何かツイてんのよね、サトシは」


3人でした旅の話は懐かった。二人はサトシがその後に行った地方の話も興味深く聞いた。


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