サトシ「ママが……倒れた!?」
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10: ◆EWEMYNRbD6
2021/02/06(土) 02:03:52.09 ID:gHZWRUmO0
カスミ「それにしてもクヨクヨするなんてサトシらしくもない。でも初めて会った時とかこんな感じだったっけ」


サトシ「あの頃は冒険始めたばかりだし誰だって不安になってるだろ!」


タケシ「お、気になるなその話」


昔のような明るい雰囲気になってくる。ああ、あの頃が懐かしい……。サトシは仲間の大切さを改めて認識した。


一通り話し込んだ後、思い出したようにタケシが言う。


タケシ「そういや就職の話だけど、何なら俺のコネを使っても良いんだぞ?ははは」


サトシ「おい、酔ってきてないか? ていうかコネなんかあるのかよ」


タケシ「俺、一応地元の有力者だし。てかカントー全域でも有名だし」


カスミ「まあジムリーダーが力あるのは確かね。でもタケシ、公私の区別くらいしなさいよ」


タケシ「サトシを紹介するだけだ。このくらい良いだろう」


サトシ「いやまあ、まだ就職したいかどうかも決めてないし」


でも、少し興味はある話だった。


サトシ「まあ今は再開を喜ぶ会だぜ。仕事とかの話はもういいだろう」


サトシ「お、頼んでいた飲み物が運ばれてきた。じゃあ改めて、もう一度乾杯!」


タケシ&カスミ「「乾杯!」」


飲食をしながら少し話した後、その日はお開きとなった。


サトシ(就職か……。考えるよりもまずはチャレンジしてみるというのも良いかも知れない)


サトシ(でも俺、本当に仕事向いてないと思うんだけど。大丈夫かなあ)


帰り道、星空を見ながらサトシはそう思った。


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