土屋亜子「アタシも大好きやで、Pちゃん」
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37: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:05:56.54 ID:ZnT9OyOd0

 デリカシーのないPちゃんのことやから、と覚悟していたら、やっぱりPちゃんは登校するアタシらを待ちかまえていた。
 さくらが嬉しそうにいずみの肘をポンポンと叩くと、いずみも『わかってる』とばかりにさくらの靴を足でつついていた。

P「見てくれたかはわからないけど」

亜子「見たで」

 アタシは今日はPちゃんに最後まで言わせなかった。
 そう、アタシは言わんとアカン。

亜子「たいしたもんや。ホンマすごいわ。尊敬する」

P「じゃあ僕と、つきあってくれる?」

亜子「……それはアカンねん」

P「なぜだい?」

亜子「これまで色々させてゴメンな。でもアタシらはこれから、芸能活動をしていくつもりやねん」

P「芸能活動?」

亜子「アタシらがこれからも一緒にいられるように。一緒に活動し、お金も稼げるよう、アイドルになんねん」

P「アイドル……」


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