楓「恋と呼ぶのでしょう」
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20: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/01/30(土) 07:46:36.76 ID:/1fb2KCg0
※ ※ ※



 ステージに上がると、暖かい歓声が迎えてくれる。

 確かに小さな小屋かもしれない。けど私にとってはかけがえのない場所。

 何度も写真を見直していたからわかった。初めてのライブに来てくれた人が、今日もここに来てくれている。

 私は今の自分を支えてくれているあの時の笑顔、それを忘れずに進んでいきたい。

 そして――その笑顔と出会わせてくれた貴方に感謝を。





「乾いた風が 心通り抜ける」

 あれからどれだけ悲しい想いを押し殺しただろう。





「溢れる想い 連れ去ってほしい」

 でも私の身勝手な想いで、貴方に迷惑をかけたくない。





「2人の影 何気ない会話も 嫉妬してる 切なくなる」

 貴方たちがプロデューサーと呼んでいる人は、私のプロデューサーなんです。

 そう叫びだしたい感情を、何度胸で押し殺しただろう。





「これが――」

 これが?





「――恋なの?」


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