372: ◆9cqSF/8EkW0g[saga]
2021/02/08(月) 21:43:19.51 ID:WxaY8zWH0
本居「ふふっ、楽しかったですか?」
龍田「う、うん」
二人で並んで歩きながら、手を繋いで家路につく
彼女という言葉が衝撃的過ぎて……読んだ本の内容は、全然頭に入ってこなかった
けれど、本居さんは楽しそうにしてるし……うん!一緒に読めて楽しかったのは確かだよね!
本居「あっ……見てください。ほら……」
龍田「うわぁ……!綺麗な夕日!」
本居「そこに座れる丘があるんですよ。一緒に夕日を見ませんか?」
龍田「見る見る!」
手を引かれて辿り着いた先には、確かに、腰を掛けるのに丁度良さそうな丘があった
隣に座ると、夕日に照らされた本居さんの顔が。横顔がとても可愛くて。少しドキッとしたのは内緒だ
本居「その……龍田さんは、夢はありますか?」
龍田「夢……?俺の夢は、もっと皆が楽しめる様な漫画を描く事かな!」
龍田「俺って、まだまだ一つしか描いてないし……けどそれでも誰かが喜んでくれた事が凄く嬉しい!」
龍田「だから、希望ヶ峰でいっぱい勉強して……!色んな人に、俺の漫画を読んで貰いたいんだ!」
って、つい熱くなっちゃった……!?けど、本居さんは楽しそうに聞いている
なんだか申し訳なくって恥ずかしくなる。お返しにと俺も聞いてみよう
龍田「じゃあさ……本居さんの夢は?」
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