371:ある程度他の安価も取り入れます ◆9cqSF/8EkW0g[saga]
2021/02/08(月) 21:17:49.76 ID:WxaY8zWH0
「…………ん、さん」
本居「龍田さん。これなんてどうですか?」
龍田「ん、あれ……ここは……図書館?」
そうだ。俺は筧君から貰った薬を試してたんだ……
目の前にはあたふたとする本居さん。という事は、薬は成功したって事だよね!
確か、夢の中で仲良くするみたいだけど……本居さんと何をすればいいのかな?
本居「……その、ありがとうございます」
龍田「え、何が?」
本居「その、…………お付き合いして、いただいて」
龍田「図書館にって事?いや〜そんな事……」
本居「い、いえ!そうじゃなくて……」
言い淀む本居さん。何かを考えるみたいに俯いた
目を伏せ、もじもじと身体を揺すらせる。頬はほのかに紅潮して……恥じらう様に唇を濡らす
意を決して上げた顔には微笑みが。その目は潤んで、歓びを心の底から表していて
本居「私を……っ。龍田さんの、彼女にしてくれて」
龍田「ああ。彼女……彼女!?」
本居「今でも、夢みたいなんですよ?私、ずっと龍田さんとこういう関係になりたかった」
本居「けれど、龍田さんは周りにいつも誰かいて……私は気後れして話しかけられなかったのに……」
本居「こうして、一緒に隣で本を読めるなんて……胸が凄くドキドキしてるんです」
龍田「そ、そうなんだ……?」
ぽう。と頬の赤が更に増す。これは俺の夢の中なんだよね……?
そうだとすると俺は本居さんの事が好きなのかな……?どうなんだろう?
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