【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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287: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/30(火) 04:46:27.85 ID:7SyiISYv0
手渡された麦茶を一口飲み干すごとに段々と意識が明瞭になっていく。
気がつくと私はモノの散乱した部屋の床に座り込み、座卓へもたれ掛かっていた。
お世辞にも広いとは言えない学生向けのアパート―――初めての風景、初めての空気、初めての匂い。

京太郎「モモ、起きろってば」ユサユサ

モモ「ここは私が......早く...先に..........行く、っすよ.........Zzz」

京太郎「まったく......一体何と戦ってんだか」

京太郎「こりゃそろそろお開きだな」

淡「えー?もうちょっと飲もうよ」

京太郎「さっきまで船漕いでたくせによく言うわ」

京太郎「それに、見ての通りモモは潰れちまったぜ?」

淡「別に私は二人でもいいけど」

京太郎「それは......何というか、俺が困るんだよ」

淡「なんで?」

京太郎「そのくらい察してくれ」

淡「......へぇ、キョータローったら案外ウブなんだね」

京太郎「小学100年生が生意気なこと言ってんじゃねーぞ」

口角を上げ、わざとからかうような口調でキョータローにそう問いかける。
.....らしくないことをしていた。そんなことはわかっちゃいるけども。


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