【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 11巡目
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955: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/05/23(日) 00:16:58.53 ID:4reXWEnn0
アーレイ「……あら、なにあれ? 気絶でもしてるのかしら」

ガイドー「一応起きて入るんですけど……その、拗ねているというかなんというか」

ハルク「おい受付嬢! 適当なこと言ってんじゃねぇ!!! ぶっ殺すぞ!」

ぴょーんと飛び起きて彼は私に対して文句を言ってくる。その首元には何とも言えない包帯がぐるぐると巻かれていた。

アーレイ「何やってんのよハルク、不貞寝?」

ハルク「うわ、自意識過剰女」

アーレイ「誰が自意識過剰女ですって!? そんなの私を褒め称える言葉になってないわよ!」

ハルク「誰がテメェなんか褒めるかマッチ棒!」

ガイドー「……その、彼の出したクエストを受注した冒険者と喧嘩をしたらしくてですね、初心者用ダンジョン内で戦闘して気絶して、冒険者に担がれて――」

アーレイ「へぇあんなクエスト受けるもの好きが居たのね! え、それで喧嘩して返り討ち? うわ、恥ずかし」

ハルク「――――ッ!!! よし決めた今殺すすぐ殺す切り刻むみじん切りにしてやる!!!」

アーレイ「私って影ないのよね、ははははは! 燃やしてやるわよ!」

ハルク「あああああああああああああああっ!!!!!」

ガイドー「何でそんなすぐ戦闘態勢になるんですか二人とも!」

どうどう、どうどうと震えながら間に入って戦闘態勢を中止させます。流石の私もギルド内での戦闘はちょっと……。

アーレイ「あら、ごめんなさいガイドー。私としたことがちょっと興奮してしまったわ」

ハルク「……チッ」


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