高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「熱量の残るカフェで」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2021/01/10(日) 19:40:14.01 ID:TGUW7DhN0
藍子「おみくじは、もともと番組のために作ろうって目的もあったんです」

加蓮「番組?」

藍子「お散歩番組の、番外編? みたいな雰囲気で、みんなで神社を参拝するっていう番組っ。ただ、いろいろな理由があって、結局できなかったみたいで……」

加蓮「そうだったんだ」

藍子「おみくじも、そのために作ったんですよ。ちゃんと神主さんの許可は取っているので、安心してくださいっ」

加蓮「なるほどね。……それならもうちょっと本格的に作ろうよ。2行に1回"ゆるふわ"って単語を出すんじゃなくてさ……」

藍子「加蓮ちゃん、厳しい……」

加蓮「そっか、企画がボツになっちゃったんだね。歌鈴、がっかりしてなかった?」

藍子「ちょっぴりだけ、寂しそうにしていましたよ。でも他のお仕事もいろいろあって……落ち込んでる暇はありません、って!」

加蓮「ふふ。強い巫女さんだ」

藍子「それも、歌鈴ちゃんが言っていました。巫女はめげないんです、って」

加蓮「たははっ。じゃあ、藍子も着せてもらったら? 巫女服。普段は前向きな癖に大切なところで後ろ向きになる誰かさんには、ちょうどいいと思――」

藍子「……あの、とっても言いにくいんですけれど」

加蓮「えっ」

藍子「それも、歌鈴ちゃんが言いました……。あい――私……ううん。藍子ちゃんも一緒にどうですか! って……」

加蓮「…………」

藍子「あ、あはは……。怒らないであげてくださいね?」


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