【チェンソーマン】「租唖」についての授業を始めます
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6:名無しNIPPER
2021/01/04(月) 22:27:00.69 ID:xv4bpZRfO
 では、当たり前すぎて考えることがなかったかもしれませんが、なぜ租唖という制度はあるのでしょうか?租税がない国が存在しないのと同様に、現代の地球で租唖がない国はまずありません。そして租税は「お金」に絡みますが、租唖は「言葉」に絡みます。
 「お金」も「言葉」も、動物にはない人間独自のものであり、他の人や社会に大きな影響を及ぼすものでもあり、だからこそ慎重に取り扱う必要があるのです。国が言葉を適切に「管理」し「集め」て「分配」する必要があるのです。

 なぜ租唖があるのかを考えるために、逆に租唖がなかったらどうなるかを考えてみましょう。
 つまり、みんながいつも好き勝手に話したいことを話したら、好き勝手に書き散らかしたものを見せびらかして教室の壁に貼り付けたら、いったい世界はどうなってしまうでしょうか?

 はい、長谷部さん。「言葉がめちゃくちゃになる」。その通りです。古賀さんも手を挙げていますか?「社会がひどいことになる」。良いですね。寺沢さんもどうぞ。「人を傷つけてしまう」。皆さんよく想像できていますね。順に見ていきましょう。

 まずは、言葉がめちゃくちゃになってしまいますね。私たちヒトが、猿のような姿から今の姿に変化するまでには500万年かかったと言われていますが、話し言葉は何も制限を加えなければ、わずか数年数十年でも変わり続け、数百年あればほとんど通じなくなってしまうだろうと言われています。



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