12: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:01:47.43 ID:yjJ7DZoqO
【ポケモン研究所】
「本っっっ当にごめんなさい!」
医務室らしき部屋に運び込まれた私たちがまず目にしたのは、青髪の女性による全力の土下座と謝罪だった。
聞けば、どうやらココガラを追い払ったのは彼女ではなかったらしい。
彼女が自身のポケモンを手に戻って来た時には、事は既に片付いていたのだという。
歩夢「ま、まあ……助かったので、大丈夫です。
ところで、勝手に使っちゃって良かったのでしょうか」
ここはポケモン研究所。だったら、ここの人に許可を取らないといけないんじゃ……。
愛「ここの人なんじゃないの? 白衣着てるしさ」
歩夢「あ、そっか」
つまり彼女は、研究所で働くお医者さん?
青髪の女性「あー……私、医者じゃないわよ? 手当ての方は、エマの専門」
エマ。初めて聞く名前に「誰だろう」と疑問が湧く。
青髪の女性「もうすぐ帰って来ると思うわ。
ここで私の助手をやってる、エマ・ヴェルデって子よ」
歩夢「“私の”助手って……もしかして、あなたは」
果林「あー……ごめんなさい、自己紹介もまだだったわね。
私は朝香果林。このポケモン研究所で博士をしているわ。
気軽に、果林博士って呼んでちょうだい」
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