梨子「久しぶりに音ノ木坂に来た」
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42: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/30(水) 11:36:25.61 ID:idrw2zS50
現在 黒澤家前

梨子(しかしμ’sの人たちも大変だったんだなぁ、偶然が重ならなきゃって事だなんて)

花丸「梨子ちゃん、気を抜いちゃ…」

梨子「! 花丸ちゃん、怪我が…」

ルビィ?「お前からおやつにしてやるぅぅぅうぅぅぅぅ!」

ルビィ?「隙あり、だちゅうぅううん!」ばっ

果南「うわっ!?」バーン

梨子(後ろを固めていた果南さんは前のめりに飛んでいって、近くの坂道に背中から叩き付けられた)

梨子(同様に曜ちゃんは黒澤家の半壊した門に、千歌ちゃんは横の土塀に当たった後、謎の力が働いたかのように電柱に吸い寄せられるように真正面から叩き付けられた)

花丸「千歌ちゃんっ…!」

梨子(ずるずると力なく崩れ落ちる千歌ちゃんを見た時、坂道を転がり落ちてぴくりとも動かない果南さんを見た時、底の知れない恐怖が私を支配し、隣で鞠莉さんも顔を引きつらせている)

ルビィ?「美味しいものはたくさんあるのがいい」ゆらり

花丸「隙ありだずら!」ジャバっ

ルビィ?「ぎゃああああああああああああ!!!! しまった、清め酒…!」

花丸「やはりずら……聖水が効くなら、こっちも効くずらよ…」

梨子「はっ…!? にっこにっこにー」

ルビィ?「ピギャアァァァァア!!!」

ルビィ?「貴様らぁ…っ!」

ブンッ

梨子「ああっ!?」

花丸「がぁっ!?」

梨子(背中から凄まじく固いもので薙ぎ払われ、地面に花丸ちゃんごと叩き付けられた。見れば、半壊した黒澤家の門が浮翌遊し、武器のようにルビィちゃんの近くに浮かんでいる)

ルビィ?「これでも食らえーっ!!!」

バギッ

鞠莉「きゃあああああ!!!!」

梨子「鞠莉さんっ……」

梨子(咄嗟に鞠莉さんが私たちの前に入らなければ、私たちは門と共に果南さんより遠くまで吹っ飛ばされていただろう。鞠莉さんは半壊した門に薙ぎ払われ、坂道を数回バウンドして転がっていった)

梨子(鞠莉さんの近くに赤いものも見える―――――――まずい)


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