梨子「久しぶりに音ノ木坂に来た」
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11: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:02:43.48 ID:A9598kCr0
花丸(それから十五分も経たないうちに)

果南「…ダイヤは!?」

鞠莉「神父様を呼んだと聞きましたが、どんな方を!?」

ルビィ「果南さん、鞠莉さ…うぅ……」

鞠莉「よしよし…ルビィ、落ち着いて」

果南「……不気味な壺、か」

鞠莉「壺を持ち込んだ業者を小原グループの総力を挙げてとっちめてやるわ!」

花丸「牧師様が連れてきたのはこんな神父さんずら」

鞠莉「……!」

果南「どしたの?」

鞠莉「…私も知ってる人よ。前に北海道のホテルで、祓ってもらった」

ルビィ「鞠莉さん家のグループも認める凄腕が…一瞬で?」

鞠莉「代わりを探すしかない…どうにかね」

ルビィ「……お願い、します。お姉ちゃんを…どうか」

果南「ルビィ…」

ルビィ「果南さん…震えて…」

鞠莉「………そうよね」

果南「……からかわないんだ?」

鞠莉「ダイヤが悪魔に憑りつかれたなんて…想像もしたくないわよ…」

果南「……でも…でも…!」

ルビィ「…はい…!」

鞠莉「残酷だけど、現実」

ピロンッ♪

善子『マリーからLINEが来たわ。やばいわね』

善子『なるべく急いで帰るけど…今日はまだ立てそうにない』

善子『自分の不幸がこの時程辛いと思う事はない』

善子『ルビィ。希望を捨てないで』

善子『黒澤ダイヤは、強い人よ』

善子『ずら丸も、ルビィの事は支えて。それと間違っても無茶はしないように』

善子『ルビィ、見てる? ずら丸が悪魔を払うなんて言い出したら止めるのよ。あなたもね』

善子『悪魔祓いは簡単じゃない』

善子『とにかく、悪魔祓いをするなんて言わないように』

善子『ちょっとなんで既読がつかないの!? ルビィ、気持ちはわかるけど…』

善子『ずら丸も一人で抱え込まないように!』


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