高森藍子「加蓮ちゃんたちと」北条加蓮「生まれたてのカフェで」
↓
1-
覧
板
20
40
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/25(金) 21:03:07.04 ID:mOMWMpAw0
そーちゃんが嬉しそうに頷いたのを見送った藍子は、ふと、室内を見渡した。カフェをマネて作った暖炉側ではなく、藍子の優しさが形となったカフェスペース側。おそらく手描きで作った一葉のメニューをそっと拾い上げ、勝手口のすぐ側に置きっぱなしにしていた鞄へとしまい込む。
「素敵な世界を、たくさんの人に知ってもらって、感じてもらう私の世界。もっともっと、いっぱい広げたいな――」
18時から19時へと渡る頃合いは、室内にいても寒さを感じる。ついストーブやカイロの暖を求めてしまうほどに。
冷たい風の流れる窓際にて、藍子はちいさく、心に火を点けているようだった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
45Res/67.65 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
高森藍子「加蓮ちゃんたちと」北条加蓮「生まれたてのカフェで」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1608896517/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice