高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「昼下がりのカフェで」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/20(日) 14:35:08.30 ID:5Cdea6Tl0
加蓮「ふぅ。あったかー……。藍子、もうそろそろ身体も温まったでしょ。少しそっちに寄れー」
藍子「は〜い。……加蓮ちゃん、ストーブの熱が移っていてすごく暖かいっ。触ってなくても、近づくだけで熱が感じられます」
加蓮「そう?」
藍子「……もしかして、ずっと待たせちゃいましたか?」
加蓮「そうでもないよ、せいぜい1時間くらい」
加蓮「店員さんとお喋りして、のんびりカフェの中を見渡して……。あぁ、それとモバP(以下「P」)さんにメッセ送ったっけ。ホントは電話で話したいことだったけど一応カフェだし。外は――」
藍子「……それはちょっと」
加蓮「ね……。そこそこ退屈はしてなかったから気にしないでね」
藍子「加蓮ちゃんっ」
加蓮「んー?」
藍子「退屈しなかったのはよかったですけれど……1時間待つことって、普通、けっこう長いことだと思いますよ?」
加蓮「…………それ、藍子が言う?」
藍子「ごめんなさいっ。でも、ちょっと嬉しいんです。昔の加蓮ちゃんなら、絶対そんなこと言わなかったのに……って」
加蓮「それ、私に言う??」
藍子「言ってもいいって思っているから、言っちゃうんです」
加蓮「ふぅん……」
藍子「えへっ」
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